米国のドナルド・トランプ大統領は現地23日、優勝チームの恒例行事になっているホワイトハウス表敬訪問について、ゴールデンステイト・ウォリアーズへの招待を取り消すことを発表した。

　トランプ大統領は、辞退の意思を示していたMVP2回受賞のステフィン・カリーを名指しし、ホワイトハウスへの訪問を歓迎しないとツイッターに投稿。ウォリアーズは、この発言を受け、チームの表敬訪問が歓迎されていないことが明らかになったと述べた。

　カリーは以前から不参加を表明していたが、チームは23日午前中にホワイトハウス訪問を行うかどうかを決めるミーティングを開く予定になっていた。スティーブ・カーHCは、トランプ大統領の決断に驚いていないとし、「我々に先にやられる前に、彼から縁を切ろうとしたのだろう」と語った。

　ウォリアーズは、表敬訪問を行う代わりとして、今シーズンにワシントンD.C.を訪れる際には「球団が尊重している平等と多様性、共生という価値観を称えるつもりだ」と述べている。（STATS-AP）
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