映画 邦画の革新と挑戦!ATG映画傑作選
凋落する昭和の日本映画界にあらがい、芸術性を重視する個性的作品を量産した伝説の会社“ATG”。名監督と名優が組んだ、昭和50~60年代の傑作5本のセレクション。
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TATTOO<刺青>あり 5/27(月)午後10:45
宇崎竜童が、実際にあった銀行強盗事件の凶悪犯役を熱演した、ATGらの合作である衝撃作。共演は、高橋惠子、渡辺美佐子ら。高橋伴明監督にとって初の一般映画となった。
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もう頬づえはつかない 5/28(火)午後11:00
さようなら、やさしさだけの男たち。2人の男性の間で揺れ動きながら自立していくヒロインを桃井かおりが等身大の魅力で好演し、数々の主演女優賞に輝いた青春恋愛ドラマ。
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ヒポクラテスたち 5/29(水)午後11:30
大森一樹監督が自らの体験をもとに、医者の卵である医大生たちの悩み多き日々を、古尾谷雅人、伊藤蘭らの共演でいきいきと描いて好評を博した、ATG配給の青春群像劇。
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遠雷(1981) 5/30(木)午後10:30
根岸吉太郎監督&脚本・荒井晴彦のコンビで、立松和平の同名小説を映画化。都市近郊でトマト栽培に励む青年の姿を痛切に描いて絶賛を博した、ATG共同製作・配給の秀作。
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怪異談 生きてゐる小平次 5/31(金)午後11:15
男女3人の三角関係のもつれから死んだはずの小平次が、なぜかまた生きて現われて……。「東海道四谷怪談」ほか怪談映画の名手、中川信夫監督の遺作となった異色怪奇譚。