19世紀半ばに実際に起き、当時イタリアのみならず世界中で論議を呼んだ少年誘拐事件を、現代イタリア映画界の巨匠M・ベロッキオ監督が鮮烈なタッチで映画化した衝撃作。
1858年、イタリア北部ボローニャのユダヤ人街で暮らしていたモルターラ家の7歳の少年エドガルドが、ローマ教皇から派遣された兵士たちによって突如連れ去られてしまう。一家の家政婦がひそかに彼に洗礼を受けさせていたとして、以後、エドガルドは教会でカトリック教徒として育てられることに。両親は、世論や国際的なユダヤ人社会にも働きかけて、息子をなんとか取り戻そうと奔走するが、教会はそれに応じようとはせず……。作品データ
- 原題/Rapito
- 制作年/2023
- 制作国/イタリア/フランス/ドイツ
- 内容時間(字幕版)/134分
- ジャンル/ドラマ・歴史劇/時代劇/西部劇
出演
役名 | 役者名 |
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教皇ピウス9世 | パオロ・ピエロボン |
サロモーネ(モモロ)・モルターラ | ファウスト・ルッソ・アレジ |
マリアンナ・パドヴァーニ・モルターラ | バルバラ・ロンキ |
エドガルド・モルターラ(少年期) | エネア・サラ |
エドガルド・モルターラ(青年期) | レオナルド・マルテーゼ |
スタッフ
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監督マルコ・ベロッキオ
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製作ベッペ・カスケット
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製作シモーネ・ガットーニ
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製作パオロ・デル・ブロッコ
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原案ダニエーレ・スカリーゼ
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脚本マルコ・ベロッキオ
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脚本スザンナ・ニッキャレッリ
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共同脚本エドアルド・アルビナティ
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共同脚本ダニエラ・チェゼッリ
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撮影フランチェスコ・ディ・ジャコモ
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音楽ファビオ・マッシモ・カポグロッソ
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