妻夫木聡、深津絵里、天海祐希、古田新太ほか豪華出演陣で送る演劇史に残る圧巻の舞台。野田秀樹の最高傑作との呼び声高い壮大な物語をお届けする。
1989年に初演され、現代演劇界の奇才・野田秀樹の伝説の舞台として語り継がれてきた名作が豪華キャストでよみがえった。野田が、敬愛する小説家・坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きにし、国造りの物語を入れ込んだ壮大な作品。今作は、舞台から受ける感動の大きさはそのままに、役それぞれの解釈が異なり新たなパワーが注ぎ込まれた野田の最高傑作との呼び声高い舞台となった。初演で野田本人が演じた耳男役に、妻夫木聡。ヒロイン夜長姫役に2001年版でも同役を演じた深津絵里。オオアマ役には宝塚退団以降初めての男役となる天海祐希。さらに円熟の境地を見せる古田新太がマナコ役を演じるほか、鬼役には秋山菜津子、大倉孝二、藤井隆、池田成志。ヒダの王家には、銀粉蝶、村岡希美、そしてNODA・MAP初参加となる門脇麦ら豪華キャストがそろう。満開の桜の下で渦巻く幻想と狂気。妖しくも美しく、観る者たちの心を打つ狂乱の桜は、演劇史に残る名シーン。約30年の時を経て、自身の戯曲と対峙し自身の革新を求める演劇人・野田秀樹の挑戦をご覧いただきたい。
収録日・収録場所
- 2018年11月7日/東京 東京芸術劇場 プレイハウス
出演
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妻夫木聡
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深津絵里
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天海祐希
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古田新太
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秋山菜津子
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大倉孝二
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藤井隆
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村岡希美
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門脇麦
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池田成志
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銀粉蝶
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野田秀樹
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他
スタッフ
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作・演出野田秀樹