映画

ゾンビ［ダリオ・アルジェント監修版］

“ゾンビ映画の巨匠”Ｇ・Ａ・ロメロ監督による「ゾンビ」三部作の第２作である伝説的傑作「ゾンビ」。本作は、イタリアの鬼才Ｄ・アルジェント監督が監修したバージョン。

イタリアの会社の出資で米国人ロメロが監督した「ゾンビ」には複数のバージョンがあるが、1979年に日本で劇場公開されたのは「サスペリア（1977）」などのアルジェント監督が監修した本バージョンが下敷きに（さらに日本では残酷描写を静止画像に置き換えるなど再加工）。ロメロが撮影したフィルムは約3時間もあり、興行上の理由で短くしたいと考えたアルジェントは登場人物陣が平和に暮らす後半の場面を中心にカットし、イタリアのバンド、ゴブリンの音楽を採用。愛好するファンが少なくないバージョンだ。