 
	1983年開催の第36回カンヌ国際映画祭で日本の巨匠、今村昌平監督が初めて最高賞のパルムドールを受賞。いわゆる“うばすてやま”の民話をリアルな視点から再現した。
山奥の寒村。耕地にも気候にも恵まれないその村では“結婚し、子孫を残せるのは長男だけ”、“他の家から食料を盗むのは重罪”、“70歳になった老人は楢山に捨てられる”という慣習が残っていた。老婆のおりんは家族の力になろうと今も健在だったが、もうすぐ70歳を迎えようとしていて、そんな母親おりんを愛する息子の辰平だがしきたりに抵抗できず、断腸の想いで自らおりんを背負って山への道を歩みだすが……。作品データ
- 制作年/1983
- 制作国/日本
- 内容時間/130分
- ジャンル/ドラマ・歴史劇/時代劇/西部劇
出演
| 役名 | 役者名 | 
|---|---|
| 辰平 | 緒形拳 | 
| おりん | 坂本スミ子 | 
| 塩屋 | 三木のり平 | 
| 利助 | 左とん平 | 
| 勝造 | 小沢昭一 | 
| 新屋敷の父っつあん | ケーシー高峰 | 
| 銭谷の又やん | 辰巳柳太郎 | 
| 玉やん | あき竹城 | 
| おえい | 倍賞美津子 | 
| 仁作 | 常田富士男 | 
スタッフ
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						監督今村昌平
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						製作友田二郎
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						脚本今村昌平
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						撮影栃沢正夫
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						音楽池辺晋一郎