映画

東海道お化け道中

父親を捜して東海道を下る旅に出た少女の運命や、いかに？　１９６０年代末、大映の精鋭特撮スタッフが「妖怪百物語」「妖怪大戦争」に続いて放った妖怪シリーズの最終作。

1961年、日本初の70mmフィルムによる史劇大作「釈迦」を放ち、1966年には特撮時代劇「大魔神」3部作を連作して特撮や美術でその高い技能を存分に発揮した大映京都撮影所の精鋭スタッフが、1960年代末に手掛けた妖怪シリーズの最終第3作。「大魔神」の第1作や「妖怪百物語」を手掛けた安田公義と、「大魔神」3部作や「妖怪百物語」では特撮監督を務め、「妖怪大戦争」では特撮監督と本編の監督も務めた黒田義之が、共同で監督を担当。少女の助っ人として主演を務めるのは、「釈迦」の本郷功次郎。