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「ピサロ」渡辺謙×宮沢氷魚 PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾

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「ピサロ」渡辺謙×宮沢氷魚

演劇史に残る傑作の登場。渡辺謙・宮沢氷魚ら豪華出演陣がW・タケットの斬新な演出で観客を圧倒。「アマデウス」のP・シェーファーの戯曲が、現代人に問うものとは?

「エクウス」「アマデウス」といった作品を生み出し、これまでトニー賞最優秀作品賞ほか多くの賞を受賞した英国の劇作家P・シェーファーの傑作戯曲「ピサロ」。
舞台は16世紀、コロンブスの新大陸発見に端を発したグローバリゼーションの始まり。ヨーロッパからアメリカ大陸に渡り、インカ帝国を滅ぼした将軍ピサロと、インカ帝国の王アタウアルパの壮大な運命を描く。1985年に山﨑努主演で上演され、当時、アタウアルパを演じ、そのみごとな演技で世に名を知らしめた渡辺謙が、35年の時を経て老征服者ピサロを演じる。そして、映画、ドラマなどで活躍する若手俳優の宮沢氷魚が、聡明な王アタウアルパ役に挑戦。概念も宗教も文化も、すべてが異なる環境で生きてきたピサロとアタウアルパ。2人が出会ったとき、そこに生まれた対立、そして互いの中に芽生える変容は、現代のわれわれにも人としての生き方を問い掛ける。中でも心情が刻々と変わるピサロの内面を迫力の演技で魅せる渡辺謙から目が離せない。W・タケットの演出によって新たな生命が吹き込まれた傑作。総勢30人の豪華出演陣による新パルコ劇場のオープニング・シリーズ第1弾を飾った舞台を、ぜひご覧いただきたい。

「ピサロ」渡辺謙×宮沢氷魚

演劇史に残る傑作の登場。渡辺謙・宮沢氷魚ら豪華出演陣がW・タケットの斬新な演出で観客を圧倒。「アマデウス」のP・シェーファーの戯曲が、現代人に問うものとは?

16世紀のスペイン。齢60を過ぎたフランシスコ・ピサロ(渡辺謙)は、人生最後になるであろう新大陸への遠征に向かおうとしていた。「アンデスのはるかなる山の向こうに、無尽蔵の宝がある」という彼の呼び掛けによって、多くの平民たちが一攫千金の夢を見て遠征に加わり、神父や傭兵を含む総勢187人の一団がインカへと旅立つ。
キリスト教布教のため、故国スペインのため、そして黄金を手に入れるため、それぞれ目的を持った一団は、ジャングルを抜け、アンデス山脈を越える。過酷な行軍の末、インカの地カハマルカへと到着する。その帝国は、自らを太陽の息子とするアタウアルパ(宮沢氷魚)が偉大な王として統治していた。ピサロが率いるスペイン軍は、インカの地を征服するため無抵抗の3000人のインディオを虐殺し、王アタウアルパを生け捕りにする。そして王を釈放する代わりに、莫大な黄金を要求するのだった。

収録日・収録場所

  • 2020年3月18日/東京 パルコ劇場

出演

  • 渡辺謙
  • 宮沢氷魚
  • 栗原英雄
  • 和田正人
  • 大鶴佐助
  • 首藤康之
  • 小柳友
  • 田中俊介
  • 菊池均也
  • 浅野雅博
  • 亀田佳明
  • 金井良信
  • 下総源太朗
  • 竹口龍茶
  • 松井ショウキ
  • 薄平広樹
  • 中西良介
  • 広島光
  • 羽鳥翔太
  • 加藤貴彦
  • 萩原亮介
  • 鶴家一仁
  • 王下貴司
  • 前田悟
  • 佐藤マリン
  • 鈴木奈菜
  • 宝川璃緒
  • 外山誠二
  • 長谷川初範

スタッフ

  • ピーター・シェーファー
  • 翻訳
    伊丹十三
  • 演出
    ウィル・タケット
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