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スタジアムガイド

スタジアムガイド

スタジアムガイド

テニス界で最も歴史ある大会、ウィンブルドン。テニスファンの憧れとも言えるこの大会の会場の魅力について、様々な角度からご紹介します。

MAP

スタジアム紹介

センターコート

センターコート

写真:Getty Images

グランドスラムのセンターコートにはそれぞれ独自の名称がある。全豪ならロッド・レーバー・アリーナ、全仏はフィリップ・シャトリエ・コート、全米はアーサー・アッシュ・スタジアム。だがウィンブルドンにはない。「センターコート」だ。つまりセンターコートといえばウィンブルドンのそれを指すという強い誇りと自負の表れだろう。

1922年に今の場所に建設され、長年、改修はしても伝統的な姿を重んじてきたが、ついに09年、長年要望の強かった開閉式屋根を備えた新コートに生まれ変わった。屋根には透過率40%の特殊防水加工を施したファブリック素材が用いられ、光が射し込むために屋内状態でも芝の輝きが保たれる。テニスは屋外で行なわれるに限るが、今や雨天のセンターコートも一見の価値あり。

1万5000席あるが、チケットを手に入れるのもどこよりも困難。基本的には前年末までに申し込まなくてはならず、その中から抽選で当たった人にのみ通知が来るという仕組みだ。当日券もわずかながら売り出されるが、センターコートの場合、徹夜で並ぶことはもちろん、それでも入れないことも覚悟を。

1番コート

1番コート

(C)Tennis Magazine

準センターコートにも、ウィンブルドンでは特別な名称はなく、単に「1番コート(ナンバーワン・コート)」だ。約1万1000人を収容し、ここにも2019年には屋根が完成する予定。

1928年の建設当初からセンターコートの隣にあったが、97年に今のマレー・マウント(かつてはヘンマン・ヒル)の近くに新しく造られた。隣の丘≠ナはセンターコートや1番コートに入れない多くのファンがスクリーン観戦し、特にマレーの試合が行なわれるときのエネルギー量はすさまじい。そんなときは多少外の大歓声に邪魔されるかもしれないが、それもウィンブルドンの一つの顔。センターコートよりも空がひらけた造りも手伝って、より開放的なムードを味わえる。

押さえておきたいウィンブルドンの注目スポット

マレー・マウント

マレー・マウント

小高い丘マレー・マウント≠ナはのんびりと観戦する人たちが多数! 写真:Getty Images

ストロベリークリーム

ウィンブルドンの定番グルメ、ストロベリークリーム 写真:Getty Images

伝統と歴史の香りが隅々まで漂うウィンブルドン。美しい花々で彩られた通路や建物のある会場内は、歩いているだけで心が浮き立つ。

最寄りの地下鉄サウスフィールド駅からは徒歩15分、バスに乗れば片道2ポンドでラクできるが、1週目は渋滞も予想され、徒歩と同じくらい時間がかかる可能性も。すでにチケットがあるなら、名物の当日券行列でも眺めながらのんびり歩いて行くのがおすすめだ。

1番ゲートからゆるやかな坂を上っていくと、すぐに見えてくるのがマレー・マウント≠アとアオランギ広場。センターコートや1番コートのチケットを持っていなければ、ここに座ってのんびりスクリーン観戦もいい。ウィンブルドン名物〈ストロベリークリーム〉の購入も忘れずに。旬のいちごに生クリームがかかっただけのシンプルなものだが、大会期間中に消費されるいちごはなんと約28トン!

アオランギ練習場

アオランギ練習場

選手からサインをもらえるスポットの一つ、アオランギ練習場=@写真:Getty Images

広場からスクリーンに向かって左手にはアオランギ練習場≠ェある。あいにく一般客は中には入れず、見学スポットになっているところからフェンス越しに近いコートのいくつかを見ることができる程度だが、プレーヤーとの接点は近くにある。練習が終わって選手用通路の階段を下りて行くまでのスペース(オートグラフ・アイランド)だ。

柵があり、無闇に選手には近づけないが、多くの選手はここで立ち止まってサインに応じてくれる。選手の練習時間もまた一般には公開されないので、お目当ての選手をつかまえるのは困難だが、気長に数時間待っていれば、運よくトップ選手が通るかも。

ウィンブルドン・ミュージアム

ウィンブルドン・ミュージアム

ミュージアムには100年以上の歴史を誇るウィンブルドンを彩ってきた貴重なアイテムが。 写真:Getty Images

選手の出待ち≠ヘ無駄に終わる可能性もあるが、決して無駄にならないのはウィンブルドン・ミュージアム。大会中はかなり混雑しているが(特に雨天時など)、試合の合間に時間を見つけてぜひ訪れたい。ウィンブルドン・ショップの中にミュージアムの入り口があるので、買い物ついでにも便利だ。

大会で活躍した選手たちの使用アイテムやテニスにまつわるアンティークの数々、ロッカールームの再現や、さまざまなデモンストレーション……とても紹介しきれないが、とにかくテニス好きなら興奮しっぱなしのはず。100数十年に及ぶテニスの歴史にもいっそう興味が湧くだろう。

大会期間中は各国語のオーディオガイドが利用できないため、英語に自信がなければ、紙でも電子でもいいが辞書を持参したほうがいい。理解の幅が広がる。

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