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杉山愛 オリジナルコラム「愛's EYE」

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第286回 いよいよシーズン開幕! ATPブリスベン大会のみどころ

2017/01/04

オフ期間での錦織選手の進化を確認するのが楽しみです

 シーズン開幕が迫ってきました。いよいよシーズンが始まるぞというときは、どの選手も新鮮な気持ちになります。オフの間にやってきたことが試合でどれだけ出せるか。充実したオフシーズンを過ごせた選手ほど、開幕がより楽しみになるはずです。

 最近はエキシビションマッチの開催が増えたこともあって、オフは短くなり、多忙を極める選手が多いのも事実です。その短い時間にどうリフレッシュするか。十分なトレーニングができるかどうか。長いシーズンを戦う上で、選手にはオフの過ごし方も問われるのです。

 過ごし方は人それぞれで、選手によってみんな違います。南の島でのんびりするなど、しっかり休む選手もいれば、オフでもがんがんトレーニングをして、体の状態をキープしている選手もいます。イベントやパーティの連続で、これではシーズンが近づいてもなかなかエンジンがかからないのでは?と思うような選手もいます。

 ここ数年、SNSでプライベートの姿をみずから発信する選手も増えています。私の現役時代にはなかったことです。選手たちは楽しそうな姿を発信していますが、しっかりトレーニングしていたのか、羽目を外しすぎたのか、というのが見えてしまう怖さもありますね(笑)。

 IPTLのようなエキシビションマッチを、トレーニングから実戦への移行にうまく使う選手もいます。少し試合をやってからシーズンに入りたいと考える選手が多いので、エキシビションをうまく織り交ぜるのはプラスになるはずです。

 私自身は、オフはがっつり休みたいというタイプでしたから、エキシビションをこなす余裕はありませんでした。体だけでなく頭もフレッシュにしておきたかったので、エキシビションもほとんど出ず、メディア対応も最低限、よく休んでしっかりトレーニングして、というオフでした。

 トレーニングは大事ですが、リフレッシュも必要なので、そのバランスが重要なところです。シーズンが始まったら10か月間はストイックに過ごすわけですから、どこかで抜くことも必要なのです。特に上位の選手は自分のテニスのことがよくわかっているので、オフの期間にどれだけマインドをリフレッシュできるか、というのが大きいのです。

 始まってみなければわからないところもあるので、しっかりトレーニングした選手が結果を出すとは限らず、よく遊んでリフレッシュした選手が大活躍するかもしれません。開幕直後の大会では、そのあたりも見どころのひとつです。

 錦織圭選手はブリスベンから参戦し、その後、最初の四大大会、全豪オープンを迎えます。1年前のオフは本当に忙しそうでしたが、その中で2016年は1年間、フルに戦い抜きました。これは体力がついてきた証拠でしょう。このオフも、11月にエキシビションに出ていた頃は少し疲れも見えましたが、それでもファンの皆さんを楽しませる余裕がありました。そんな姿を見ていると、やはり、体力がついて、全体的に余裕が出てきたのだろうなと思います。

 オフの期間にコーチのマイケル・チャンにも話を聞けましたが、やはり、体力面ではすごくよくなっているとのことでした。「ひとつふたつ、直さなくてはいけないところがある」とも言っていましたが、年末にマイケルの地元、カリフォルニアで10日間ほどおこなったトレーニングでは、その課題に取り組んだのでしょう。

 これだけのまとまった時間をトレーニングや練習にあてるというのは、オフシーズンにしかできないことです。シーズン中にはコーチがさわれない部分をさわれる時間です。その貴重な時間をマイケルと錦織選手は有効に使ったことでしょう。

 マイケルも「みっちりやるよ」と言っていましたし、それで錦織選手がどう変わったのか、ブリスベンで確認するのが楽しみです。


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杉山 愛

杉山 愛
生年月日:1975年7月5日
出身:神奈川県
主な戦績:
WTAツアー最高世界ランク シングルス8位 ダブルス1位
国際公式戦勝利数:シングルス492勝 ダブルス566勝
WTAツアー:シングルス優勝回数6回
ダブルス優勝回数38回
グランドスラムダブルス最高成績:全豪準優勝(2009年)、ウィンブルドン優勝(2003年)、全仏優勝(2003年)、全米優勝(2000年)
公式戦通算試合数:1772試合(シングルスとダブルス)
グランドスラム連続出場の歴代2位記録(62大会・女子1位)を持つ。

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