シーズン中にバイアウトに合意する見通しのウェイド。（写真提供：Getty Images）

　シカゴ・ブルズのドウェイン・ウェイドは、チームとシーズン中にバイアウト（契約買取）に合意する見通しだという。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが報じた。

　ウェイドは今オフ、自身が保持する年俸2,400万ドル（約26億2,000万円）の契約オプションを行使し、ブルズに残留することが報道されたばかりだった。しかし、『ESPN』によると、チーム再建に懸けるブルズにとって優先すべきは、2018年ドラフトの指名巡目を上げることだという。

　このためチームは今季いかに多く試合に負けるかがカギとなっており、プレーオフ進出を望むウェイドとのバイアウト合意は時間の問題だとしている。

　来年1月に36歳になるウェイドは昨夏、プロ入りから13シーズン所属したマイアミ・ヒートを退団し、故郷のチームであるブルズに移籍。2016-17シーズンはフィールドゴール（FG）成功率43％、平均18.3得点をマーク。ひじの骨折で3月に11試合を欠場したが、レギュラーシーズン最後の3試合に間に合い、チームのプレーオフ進出に貢献した。

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