繝。繝九Η繝シ繧帝幕縺

逡ェ邨陦ィ

縺泌刈蜈・縺ッ縺薙■繧

Not Found Not Found

みどころ・試合内容 /
2017年6月26日 放送

みどころ・試合結果

※My番組登録はこちらから

Not Found Not Found
  • みどころ

30戦全勝のハンター vs 元五輪金メダリスト
王者のスピードと技巧が凌駕か

 30戦全勝(21KO)の戦績を誇るテレンス・クロフォード(29=アメリカ)が、08年北京五輪ライト・ウェルター級金メダリストのフェリックス・ディアス(33=ドミニカ共和国)を迎えて防衛戦に臨む。15年4月の決定戦を制して獲得したWBO王座は5度目、昨年7月にビクトル・ポストル(ウクライナ)から奪ったWBC王座は2度目の防衛戦となる。
 アマチュア時代、クロフォードは全米選手権で準決勝でダニー・ガルシア(前WBC世界ウェルター級王者)に21対20のポイント負けを喫したり、08年北京五輪の予選ではサダム・アリ(現IBF世界ウェルター級8位)に17対12で敗れたりして、なかなかトップになれなかった。08年3月にプロ転向を果たしてからも初の世界戦まで6年を要するなど、敗北こそないものの必ずしも早い出世というわけではなかったが、この3年は際立った活躍をみせている。敵地イギリスでWBO世界ライト級王座を獲得すると、初防衛戦では元3階級制覇王者のユリオルキス・ガンボア(キューバ/アメリカ)を9回TKOで退け、レイムンド・ベルトラン(メキシコ)の強打も空転させて2度防衛。2年前にはスーパー・ライト級に上げて2階級制覇を成し遂げた。ボクシング不毛の地といわれたネブラスカ州オマハで合計4度の凱旋防衛戦を行うなど、地域の活性化にも貢献している。
 クロフォードは左右どちらの構えでも戦えるスイッチ・ヒッターだが、最近はサウスポーの比率の方が高い。素早い身のこなしから左ストレート、右フックをタイミングよく当て、相手の攻撃に対しては勘で外したり射程外に出たりと巧みだ。世界戦で12ラウンドをフルに3度戦いきっており、スタミナそのものも配分も問題はない。パウンド・フォー・パウンド上位常連で、近い将来、マニー・パッキャオ(フィリピン=現WBO世界ウェルター級王者)と戦う計画も浮上している。
 挑戦者のディアスは04年アテネ五輪こそライト級1回戦敗退だったが、07年の世界選手権を経て出場した08年北京五輪では5試合をしぶとく勝ち抜いて金メダルを獲得した。プロデビューは五輪翌年の09年6月で、初陣こそ自国だったが、2戦目はアメリカ、3戦目はロシア、4戦目はドイツと国外を転戦することになった。
以後はアメリカとドミニカ共和国を主戦場にしている。戦績は20戦19勝(9KO)1敗で、唯一の敗北は15年10月、レイモント・ピーターソン(アメリカ=現WBA世界ウェルター級王者)戦で判定を落としたものだ。
 ディアスは166センチの比較的小さな体を前傾させた構えで圧力をかけるサウスポーのボクサーファイターで、振りの大きな右フックやコンパクトに折り畳んだ左右のアッパーなど多彩なパンチを持っている。ピーターソンに惜敗したあとは世界ランカーのサミー・バスケス(アメリカ)に判定勝ちを収めるなど調子を取り戻している。「私はウェルター級で戦ってきたので、このフィジカルの強さにクロフォードは驚くだろう」と自信をみせている。
 アマチュアの実績ではディアスが勝るが、プロではクロフォードが経験値でも総合力でも上を行っており、その差が試合に反映されそうだ。ディアスは前半で主導権を握るか大きなダメージを与えるか、早い段階で流れを引き寄せておきたい。クロフォードが序盤でペースを掌握するようだと一方的な展開になる可能性もある。

 


Written by ボクシングライター原功

スーパー・ライト級トップ戦線の現状

WBA   :ジュリウス・インドンゴ(ナミビア)
WBC   :テレンス・クロフォード(アメリカ)
IBF   :ジュリウス・インドンゴ(ナミビア)
WBO   :テレンス・クロフォード(アメリカ)

 主要4団体のベルトをテレンス・クロフォード(29=アメリカ)とジュリウス・インドンゴ(34=ナミビア)がふたつずつ分け合うかたちになっている。近い将来、両者による4団体統一戦のプランが浮上しており、その実現を期待する声は多い。インドンゴは懐の深いサウスポーだけにクロフォードも戦いにくいだろうが、スピードと経験で勝るだけに有利か。
 この階級には12戦全勝(10KO)のセルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/アメリカ)、スーパー・フェザー級、ライト級に続いて3階級制覇を狙うランセス・バルセレミ(30=キューバ/アメリカ)のほか26戦全勝(17KO)のアントニオ・オロスコ(29=アメリカ)、WBC1位に再浮上してきたアミール・イマム(26=アメリカ)ら力のある選手が多い。エドゥアルド・トロヤノフスキー(37=ロシア)、ビクトル・ポストル(33=ウクライナ/アメリカ)ら元王者にももうひと暴れを期待したい。



  • みどころ

米英の全勝サウスポー対決
デービスの強打と若さが一枚上か

 今年1月、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)を攻略して世界一の座に駆け上がった22歳のジャーボンテイ・デービス(アメリカ)が、相手の地元、イギリスに乗り込んでリアム・ウォルシュ(31)の挑戦を受ける。17戦全勝(16KO)のデービス、21戦全勝(14KO)のウォルシュ、米英の全勝サウスポー対決だが、デービスの強打と若さが勝りそうだ。
 デービスは業界に影響力の大きいアル・ヘイモン氏がマネージメントを担当、元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー氏がプロモートする俊英で、近い将来のスター候補としても注目されている。身長は168センチと決して大きくないが、左構えから矢継ぎ早に強打を繋いで打ち倒してしまう好戦派だ。指名挑戦者を相手に敵地で初防衛戦と緊張する条件が揃っているが、これをクリアすれば大幅な経験値アップが望める。
 挑戦者のウォルシュは欧州圏の選手を相手に実績を積んできたが、その力がデービスに通じるかどうか。早い時点で主導権を握らないと若い王者がどんどん踏み込んできそうだ。イギリスでの試合だがオッズは4対1でデービス有利と出ている。
 この階級にはWBAスーパー王者としてジェスレル・コラレス(パナマ)がおり、WBC王座にミゲール・ベルチェルト(メキシコ)、そしてWBO王座にはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が君臨している。また、7月には三浦隆司(帝拳)がベルチェルトに挑戦することも決まっている。こうしたなかでデービスがどんなパフォーマンスをみせるのか、同じ階級のトップ選手たちと比較しながら観戦するのも一興だろう。

 


Written by ボクシングライター原功

オリンピアン特集

 昨年8月にブラジルのリオデジャネイロで開催されたオリンピック後、金メダリストをはじめ数多くのエリートがプロに転向した。 今回はそのなかからイギリスのジョー・コルディナ(25)とジョッシュ・ケリー(23)、アメリカのシャクール・スティーブンソン(19)のプロ2戦目となる試合を紹介する。将来の世界チャンピオン候補たちの戦いに要注目だ。
 五輪ではライト級ベスト16だったコルディナは4月のデビュー戦を4回KOで飾り、ウェルター級ベスト16だったケリーは初陣で6回判定勝ちを収めている。ともにキャリアのある相手との第2戦だが、どんなパフォーマンスをみせるか注目したい。スティーブンソンは五輪ではバンタム級で銀メダルに甘んじたが、その素質は高く評価されている。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターは「近い将来の軽量級のスター候補」として大きな期待を寄せている。サウスポーのスティーブンソンは4月のデビュー戦は不本意な6回負傷判定勝ちに留まっており、忸怩たる思いがあるはず。今回は初回からKOを狙って攻めて出ることが予想される。相手のカルロス・スアレス(29=アルゼンチン)は11戦6勝(1KO)3敗2分だが、3年前にはWBCユース王座決定戦に出場した経験を持っている。



Not Found Not Found