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みどころ・試合内容 /
2017年7月24日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

180センチの王者 VS 165センチの挑戦者
オッズは4対1でイースター有利

 昨年9月に決定戦を制して王者になったロバート・イースター(26=アメリカ)の2度目の防衛戦。IBF1位にランクされる指名挑戦者、デニス・シャイコフ(32=ロシア)を相手に真価が問われる一戦といえる。
 イースターはアマチュア時代に全米ゴールデングローブ大会で2年連続3位、12年ロンドン五輪は補欠に甘んじたが、12年11月にプロに転じてからは19戦全勝(14KO)の快進撃を続けている。特に昨年は4月に元世界王者のアルへニス・メンデス(ドミニカ共和国)に5回TKO勝ち、9月にはリチャード・コメイ(ガーナ)を判定で下してIBF王座を獲得と、骨のある相手に勝利を収めて評価を上げている。今年1月の初防衛戦は比較的イージーな相手だったが、終盤に3度のダウンを奪って力量差を見せつけた。
 イースターの特徴はなんといっても180センチの長身と193センチの恵まれたリーチにある。135ポンド(約61.2キロ)をリミットとする同じライト級のWBA王者、ホルヘ・リナレス(帝拳)が173センチ/175センチ、WBC王者のミゲール・マイキー・ガルシア(アメリカ)が168センチ/173センチであることを考えると、いかに体格に恵まれているかが分かるだろう。ただ、イースターはそのアドバンテージを生かしたひ弱なアウトボクサーというわけではなく、相手を呼び込んでおいてインサイドからアッパーを突き上げるなど中近距離での戦いも巧みだ。ここ2戦は12ラウンドをフルに戦いきっているが、その前は5連続KO勝ちを収めていたようにパンチ力もある。
 対照的に挑戦者のシャイコフは身長165センチ、リーチ174センチとライト級にしては小柄だ。王者とは身長で15センチ、リーチでは19センチの差がある。これがどちらにとってアドバンテージになるのか、それは戦い方しだいということになりそうだ。
 シャイコフは03年11月にプロデビューした14年選手で、キャリアの途中まではロシア出身のユーリ・アルバチャコフやキルギス出身のオルズベック・ナザロフ(ともに協栄)を世界王者に導いたアレクサンドル・ジミン・トレーナーに師事していた。その後、3団体統一世界ミドル級王者、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)のトレーナーとして知られるアベル・サンチェス氏の指導を受けている。ホームはロシアだが、ベラルーシ、フィンランド、ラトビア、イギリス、メキシコ、アメリカ、マカオなど世界各地で戦った経験を持っている。シャイコフはサウスポーの攻撃型で、距離を潰しながら左ストレート、左右のフック、アッパーで攻め込むタイプといえる。14年と15年にIBF王座に挑んだ経験があるが、ミゲール・バスケス(メキシコ)、ランセス・バルセレミ(キューバ)に判定で敗れており、これが3度目の挑戦となる。
 試合が行われるアメリカのオハイオ州トレドはイースターの地元でもあり、大声援が王者の背中を押すことになるだろう。そんななかシャイコフは踏み込んで相手の懐に潜り込み、ボディから顔面にパンチを返すことができるか。オッズは4対1でイースター有利と出ているが、その数字ほどには楽観できないカードといえる。

 


Written by ボクシングライター原功

ライト級トップ戦線の現状

WBA   :ホルヘ・リナレス(帝拳)
WBC   :ミゲール・マイキー・ガルシア(アメリカ)
IBF   :ロバート・イースター(アメリカ)
WBO   :テリー・フラナガン(イギリス)

 3階級制覇を成し遂げているWBA王者のホルヘ・リナレス(帝拳)とWBC王者のミゲール・マイキー・ガルシア(アメリカ)が双璧といっていいだろう。WBCの「ダイヤモンド王者」でもあるリナレスは、ガルシアとの対戦が課されているが、一方でWBAからは指名挑戦者のルーク・キャンベル(イギリス)との対戦も義務づけられている。12年ロンドン五輪のバンタム級金メダリストのキャンベルは18戦17勝(14KO)1敗の戦績を残しているサウスポーで、元世界王者3人を連破するなど勢いづいている。リナレスにとっては楽観できない相手といえる。
 WBO王者のテリー・フラナガン(イギリス)は2年前に王座を獲得してから5度の防衛を重ねており、安定した力をみせている。9月にはWBO1位のフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)の挑戦を受ける予定だったが、故障のため試合は延期されることが決まっている。12年ロンドン五輪ではライト級準々決勝でワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れたベルデホだが、プロでは23戦全勝(15KO)の快進撃を続けている。王座の持ち主が変わる可能性もあるカードだ。
 このほかWBC、IBF、WBOの3団体で2位にランクされているレイムンド・ベルトラン(メキシコ)、イースターとデニス・シャイコフ(ロシア)に惜敗したリチャード・コメイ(ガーナ)も力がある。



  • みどころ

世界戦で敗れたウィリアムスの再起戦
「YOUNG−GUN」が番狂わせを狙う

 昨年12月、ジャーマル・チャーロ(アメリカ)の持つIBF世界スーパー・ウェルター級王座に挑んで5回KO負けを喫したジュリアン・ウィリアムス(アメリカ)の再起戦。現在もWBC5位、IBF9位にランクされているウィリアムスにとっては絶対に落とせない試合といえる。
 ウィリアムスは世界ランカー対決を勝ち抜き、さらに挑戦者決定戦でも7回TKO勝ちを収め、手順を踏んでチャーロに挑んだ。しかし、2回にダウンを喫し、5回には右アッパーを浴びて再びダウン。最後は連打を浴びて崩れ落ちた。チャーロには敗れたが、ウィリアムスはスピードのある左で煽り、チョップ気味の右から左右の連打をたたみかけるタイプで、総合力は高いものがある。25戦22勝(14KO)1敗1分1無効試合。
 対するコンリーは「YOUNG−GUN」というニックネームを持つ25歳のホープで、16戦14勝(9KO)1敗1分の戦績を誇る。2年前に初の敗北を喫してからは3連続KO勝ちと勢いを取り戻している。比較的高めに両グローブを置いた慎重な構えから好機には一気に連打を叩き込むタイプだ。ただ、まだ強豪との対戦経験がなく、その戦闘スタイルと力がどこまで通用するかは不明だ。
 順当にいけばウィリアムスがスピードと回転の速い連打で圧倒しそうだが、前戦のダメージや精神的ショックが残っているようだと苦戦も考えられる。

 


Written by ボクシングライター原功

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