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みどころ・試合内容 /
2015年9月28日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

31戦無敗の「地震」 VS 元3階級制覇王者
オッズは13対8でサンタ・クルス有利

バンタム級とスーパー・バンタム級で世界王座を獲得しているサンタ・クルスと、04年アテネ五輪に出場した実績を持つ元世界3階級制覇王者マレスが、フェザー級のWBAスーパー王座とWBCダイヤモンド王座をかけて拳を交える。アメリカ西海岸を中心に人気を集める軽量級のスター同士の対決だ。
サンタ・クルスは06年10月にプロデビューし、ここまで31戦30勝(17KO)1分の無敗レコードを誇る。特筆すべきはキャリア初期の11戦は10勝(2KO)1分だったが、その後の20戦(全勝)では15KOと倒しまくっている点だ。体を丸めながら相手にプレッシャーをかけ、距離を詰めてボディから顔面にパンチを打ち分ける連打型のファイターだが、一撃で仕留めた試合もある。決して器用なタイプには見えないが、攻撃力と潜在的な能力は思った以上に高いのかもしれない。WBCのスーパー・バンタム級王座を保持したままフェザー級進出を図るわけだが、すでに前戦(5月)でテストも済ませており、不安は少ないと思われる。勝てば3階級制覇となるだけにモチベーションも高いはずだ。
一方のマレスはアテネ五輪に出場後、05年1月にプロデビューを果たした。メキシコ生まれのアメリカ西海岸在住という経歴はサンタ・クルスと同じだが、年齢で3歳、プロのスタートで2年近く先輩ということもあり、これまでは常に一歩先を歩いてきた。11年8月に獲得したIBF世界バンタム級王座は、マレスが返上後にサンタ・クルスが獲得し、同じくマレスが手にしたWBC世界スーパー・バンタム級王座はビクトル・テラサス(メキシコ)を経てサンタ・クルスが掌中に収めている。時系列でも階級でも、これまではマレスが先を歩いてきたことが分かる。マレスはサンタ・クルスのような分かりやすいファイターではないが、その分、戦力はバランスがとれていて穴がない。10年5月以降の11戦では9勝のうち2KOと数字上は物足りなさも残るが、パンチ力も十分にある。
下のクラスからフェザー級参入を狙うサンタ・クルスは身長171センチ、リーチ175センチで、マレスの164センチ/168センチを上回っている。こうした体格面データや現在の勢いが13対8(サンタ・クルス有利)というオッズに反映されているものと思われるが、総合力は互角とみていいだろう。サンタ・クルスの前進力はマレスにも通じるのか、あるいは別の戦い方を選択するのか。マレスは足をつかって捌く策をとるのか、それとも自身が圧力をかけて出るのか――両者の出方はもちろんのこと、セコンドの指示や作戦にも注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

フェザー級トップ戦線の現状

WBA   :ヘスス・クェジャル(アルゼンチン)
WBA暫定:カルロス・サンブラノ(ペルー)
WBC   :ゲイリー・ラッセル(アメリカ)
IBF    :リー・セルビー(イギリス)
WBO   :ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

暫定も含め5人の王者のうち最も長く王座を保持しているのがWBAのヘスス・クェジャル(アルゼンチン)だ。13年8月に暫定王座を獲得し今年になって正王者に昇格しているが、それでも在位は2年と比較的短い。次が昨年6月に戴冠を果たしたWBO王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)で、こちらは2度の防衛をこなしており、次戦は11月に計画されている。WBC王者ゲイリー・ラッセル(アメリカ)とWBA暫定王者カルロス・サンブラノ(ペルー)は今年3月に王座を獲得。IBF王者リー・セルビー(イギリス)は5月にイフゲニー・グラドビッチ(ロシア)を破って戴冠と、いずれも王者として歩き出したばかりだ。今年6月の試合を前に体重超過のためWBAスーパー王座を剥奪されたニコラス・ウォータース(ジャマイカ)は次戦が12月に計画されているが、今後はスーパー・フェザー級で活動することが濃厚と伝えられる。
こうしたなか、WBC世界スーパー・バンタム級王座を持ったレオ・サンタ・クルス(メキシコ)と、3階級制覇の実績を持つ元WBC王者アブネル・マレス(メキシコ)が拳を交えるわけで、勝者が一気に頂点に立つことになる。このほかジェイソン・べレス(プエルトリコ)、マービン・ソンソナ(フィリピン)といった若手と、10月にセルビーへの挑戦が決まったフェルナンド・モンティエル(メキシコ)、クリスチャン・ミハレス(メキシコ)らベテラン勢の奮闘もみものだ。

  • みどころ

3階級制覇への足固め狙うジョニゴン
打撃戦は不可避か

バンタム級とフェザー級で戴冠実績を持つゴンサレスは今年3月、ゲイリー・ラッセル(アメリカ)に計3度のダウンを喫して4回TKO負け、WBC世界フェザー級王座から陥落した。それを機にスーパー・フェザー級に転じ、8月には橋本和樹(真正)に2回TKO勝ちを収めて再起を果たしている。今回のオケンド戦は3階級制覇への足固めとして重要な試合となる。ゴンサレスは身長169センチ、リーチ175センチと体格的にはスーパー・フェザー級でも見劣りせず、一撃必倒の左フック、左アッパーを中心にパワーも十分に通用するだけのものがあると思われる。問題はディフェンスと耐久力だ。3階級制覇を成し遂げるためには苦手とするサウスポー対策も強化する必要があるだろう。ラッセル戦後にナチョ・ベリスタイン・トレーナーと別れており、不安がないとは言い切れない。67戦58勝(49KO)9敗。
対するオケンドは一時は世界上位にランクされていた強豪で、現在もWBOフェザー級9位に名を連ねている。直近の5戦は3勝(1KO)2敗と目立たった数字ではないが、敗れた相手がウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ=7回TKO負け)、アブネル・マレス(メキシコ=10回判定負け)という点を割り引いて考える必要があるだろう。ゴンサレスの左のような絶対的な切り札はないが、右ストレートはなかなかシャープだ。ゴンサレスには及ばないものの29戦25勝(16KO)4敗と、まずまずのKO率を残している。
体格、パワー、経験値で勝るゴンサレス有利は動かしがたい。左の強打で早々と倒してしまうことも十分に考えられるが、その一方、乱戦になる可能性もある。打撃戦になった場合、ゴンサレスのリスクがはね上がり、反比例してオケンドの勝機が増しそうだ。


Written by ボクシングライター原功

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