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みどころ・試合内容 / 2015年1月12日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

激戦階級のサバイバルマッチ
元王者対決は9対4でカーン有利

フロイド・メイウェザー(アメリカ)、マニー・パッキャオ(フィリピン)が頂点に君臨するウェルター級のサバイバルマッチ。勝者がトップ戦線に踏みとどまり、敗者は大きく後退することになる。

この両者は13年12月に対戦する予定だったが、カーンにメイウェザーの可能性が芽生えたためキャンセルされた経緯がある。そんな 因縁含みの一戦だけに、序盤から激しい主導権争いが展開されそうだ。

元WBA、IBF世界S・ライト級王者のカーンは11年末から12年夏にかけて連敗を喫したが、再起後は3連勝(1KO)をマーク。特に昨年5月には元世界王者のルイス・コラーゾ(アメリカ)から3度のダウンを奪い、12回をフルに戦って圧勝している。完全復調を印象づける試合だった。現在はWBC1位にランクされているカーンはメイウェザーへの挑戦を熱望している。9歳年長の王者を振り向かせるためにも、ここは派手なKO勝ちかワンサイドの勝利が必要だ。

一方のアレキサンダーはS・ライト級時代にはWBC、IBF王座を獲得。ウェルター級に転向後はIBF王座を手中にしており、2階級制覇の実績を持っている。この王座は13年12月にショーン・ポーター(アメリカ)に明け渡したが、14年6月の再起戦ではヘスス・ソト・カラス(メキシコ)を大差の判定で下している。
IBF3位にランクされており、この試合で勝てば返り咲きのチャンスが生まれそうだ。

オーソドックス・スタイルのカーン、サウスポーのアレキサンダーともスピードとスキルを身上としているだけに、まずは速さ比べに注目したい。パンチのスピードがより速いのはカーンだと思われるが、俊敏なアレキサンダーを正確にキャッチすることができるかどうか。中長距離で左ジャブから右ストレートに繋げることができればカーンのKO勝ち、あるいはワンサイド勝ちという可能性が広がりそうだ。逆にアレキサンダーの反応の速さが勝るようだと、耐久力に課題を抱えるカーンは苦しくなる。まずは序盤のリードブローの突き合いに注目したい。ちなみにオッズは9対4でカーン有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功

ホルヘ・リナレス

フロイド・メイウェザー

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA スーパー:フロイド・メイウェザー(アメリカ)
WBA    :空位
WBA暫定 :キース・サーマン(アメリカ)
WBC    :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF     :ケル・ブルック(イギリス)
WBO    :マニー・パッキャオ(フィリピン)

フロイド・メイウェザー(アメリカ)、マニー・パッキャオ(フィリピン)という世界的なスーパースターが頂点に君臨する注目のクラスだ。この両者は何度か対戦の交渉が持たれたが、その都度、決裂してきたが、再び対決の機運が盛り上がっている。2月で38歳になるメイウェザー、昨年12月に36歳になったパッキャオ。雌雄を決するために残された時間には限りがある。

IBF王者ケル・ブルック(イギリス)は高いレベルで戦力が整った正統派のボクサーファイターだ。昨年8月にショーン・ポーター(アメリカ)から王座を奪い、12月には初防衛戦が計画されたが、暴漢に襲われて負傷、思わぬ回り道をすることになってしまった。 春には初防衛戦がセットされそうだ。WBAの暫定王者キース・サーマン(アメリカ)も無敗を保っている。強打が最大の売りだが、足をつかったボクシングもできる。

このほか5階級制覇を狙うファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、捲土重来を期すポーター、ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)、マルコス・マイダナ(アルゼンチン)、ロバート・ゲレロ(アメリカ)ら元王者にも要注目だ。そして、ルイス・カルロス・アブレグ(アルゼンチン)を倒してトップ戦線に割り込んできた元オリンピアン、サダム・アリ(アメリカ)からも目が離せなくなってきた。こうしたなか亀海喜寛(帝拳)も日本人初のウェルター級世界王者を目指している。

※14年12/13時点でのデータです


  • みどころ

捲土重来期す亀海の再起戦
24歳の“虎狩り”なるか

IBF世界ウェルター級13位にランクされる亀海の再起戦。14年6月、亀海は元世界4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(アメリカ)と対戦したが、「年間最高試合」の声も出る激闘のすえ12回判定で敗れた。再出発の第一歩をどう踏み出すか注目される。

亀海はアマチュアを経て05年にプロ転向を果たし、ここまで27戦24勝(21KO)2敗1分の戦績を残している32歳。10年に日本王座、13年には東洋太平洋王座を獲得している。海外遠征の経験も豊富で、今回がアメリカで5度目の試合となる。8割近いKO率が示すとおりの強打者だが、巧みな防御技術にも定評がある。敗れたもののゲレロ戦ではフルに12回を戦い抜くなどスタミナも実証済みだ。先手をとって自分から試合をつくりに行くことができれば、もう一段上のステージに上がることも可能だろう。

今回の相手、ゴドイは世界的な実績は皆無だが、16戦13勝(6KO)3敗とまずまずの勝率を誇る。「EL TIGRE」(虎)の異名を持つ24歳の若手だ。直近の試合では敗れているが、その前は9連勝(4KO)を収めているだけに侮れない相手といえそうだ。

前戦で敗れている亀海にとっては、勝利はもちろんのこと豪快なKOがノルマとなりそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

元世界3階級制覇王者マレスの再起第2戦
元ランカー相手に内容問われる

13年8月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)の左フックを浴びて初回TKO負け、WBC世界フェザー級王座を失ったマレスの再起第2戦。個性的な強豪が集まるフェザー級トップ戦線で再び輝きを放つためには豪快なKO勝ちがほしいところだ。

マレスは無冠に戻ったあとゴンサレスとの再戦が計画されたが、自身の負傷で白紙になり、再起を果たしたのは11ヵ月後の14年7月のことだった。この間、三浦隆司(帝拳)の持つWBC世界S・フェザー級王座に挑戦するプランが浮上したこともあったが、 リスクが大き過ぎるとして見送られた経緯がある。戦績は29戦27勝(14KO)1敗1分。

一方のラミレスは元WBOインターナショナル・フェザー級王者で世界ランクに名を連ねていた時期もある。13年10月、五輪連覇のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=現WBO世界フェザー級王者)のプロデビュー戦の相手として知名度を上げたが、肝心の試合では4回KO負けだった。しかし、敵地フィリピンでレイ・バウチスタに12回判定勝ちを収めたのをはじめ29戦25勝(15KO)4敗と上々の戦績を残しており、地力は十分にある。

スピード、テクニック、経験値などで勝るマレス有利は動かしがたいが、慢心しているようだと思わぬ落とし穴にはまる可能性もある。

 


Written by ボクシングライター原功

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