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みどころ・試合内容 / 2014年10月6日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

スペインの衝撃 VS イギリスのジャッカル
世界を舞台に21ヵ月ぶりの再戦

マルチネスは今年4月、3階級制覇を狙って挑んだ長谷川穂積(真正)を7回TKOで退けた28歳の王者。昨年2月には今回の挑戦者フランプトンに9回TKO負けを喫しているが、その後は3度の世界戦を含めて4連続KO勝ちと勢いがある。マルチネスが雪辱を果たすのか、それとも再びフランプトンが勝利を握り王座獲得を成し遂げるのか。

マルチネスは「センセーション」(衝撃)のニックネームを持つ攻撃型の選手で、ここまで35戦31勝(23KO)4敗のレコードを残している。6月にWBC世界ミドル級王座を手放したセルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)と同じチームに所属している。この階級では身長160センチと小柄だが、積極的に接近を図って左右の連打をボディ、顔面に打ち分けていくファイターだ。その一方、長谷川戦では3度のダウンを奪ってTKO勝ちを収めたが、ボディを攻められて体を丸めるなど目に見えるかたちで弱点もさらしたものだった。

対するフランプトンは右のボクサーファイター型で、5年前にプロに転向してからは18戦全勝(12KO)を記録している。英連邦王座やIBFインターコンチネンタル王座を獲得するなど、キャリアの半数は地域王座をかけた試合だ。対戦相手の質という点でも特筆すべきものがある。元世界王者のスティーブ・モリター(カナダ)に6回TKO勝ち、マルチネスに9回TKO勝ち、そして今年4月にはWBCの挑戦者決定戦で元世界王者のウーゴ・カサレス(メキシコ)に左フック一発で2回KO勝ちを収めている。満を持しての世界挑戦といえよう。ちなみにマネージャー、プロモーターは元世界フェザー級王者のバリー・マクギガン氏(イギリス)が務めている。

前述のように両者は13年2月に今回と同じイギリスの北アイルランド、ベルファストで対戦しており、フランプトンが9回に右のカウンターでダウンを奪ってTKO勝ちを収めている。再起戦を挟んでマルチネスがジョナタン・ロメロ(コロンビア)から世界王座を奪い取ったのは、それから半年後のことだった。マルチネスには引きの強さがあるのだろう。

会場こそ異なるが、今回の再戦も21ヵ月前の初戦と同じフランプトンの地元ベルファストでの試合となる。それだけにマルチネスは序盤から積極的に飛ばすものと思われる。これにフランプトンが付き合って乱戦に巻き込まれるようだと勝負の行方は分からなくなりそうだ。しかし、フランプトンが王者の圧力を前後左右にいなしながら中盤以降の勝負に持ち込むことができれば、勝利はより現実的なものになるはずだ。初戦の結果や地の利もあり、オッズは9対2で挑戦者有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功



ギジェルモ・リゴンドー

ギジェルモ・リゴンドー

S・バンタム級トップ戦線の現状

WBAスーパー:ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)
WBA      :スコット・クイッグ(イギリス)
WBA暫定   :ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)
WBC      :レオ・サンタ・クルス(メキシコ)
IBF       :キコ・マルチネス(スペイン)
WBO      :ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)

このクラスの主ともいえるのがWBA(スーパー王者)とWBOのベルトを保持しているギジェルモ・リゴンドー(キューバ)だ。

五輪連覇を果たしているサウスポーのテクニシャンは昨年、ノニト・ドネア(フィリピン)にも勝ち、その技量が超一級であることを証明している。プロとしての人気やアピール度といった点では物足りなさもあるが、力は間違いなくS・バンタム級トップといえる。これを追うのがWBC王者のレオ・サンタ・クルス(メキシコ)だ。9月にはかつてのスパーリング・パートナー、マヌエル・ローマン(メキシコ)を2回TKOで一蹴、あらためて地力のあるところをみせている。リゴンドー、サンタ・クルスとも直接対決を希望しており、今後の交渉が注目される。

WBAのレギュラー王者スコット・クイッグ(イギリス)も元気だ。今回、同じイギリス人のカール・フランプトンが勝つことを前提に対戦を呼びかけている。実現すれば軽量級版「カール・フロッチ対ジョージ・グローブス」になりそうだ。

ランカーではIBFとWBOで指名挑戦権を持つクリス・アバロス(アメリカ)が、フランプトンと並ぶ実力者といえよう。このほか11月にはWBC1位のアンドレス・グティエレス(メキシコ)と3位のウーゴ・ルイス(メキシコ)が指名挑戦者決定戦を行うことになっており、こちらも要注目だ。バンタム級とS・バンタム級の両方を視野に入れている岩佐亮佑(セレス)、東洋太平洋王者の和氣慎吾(協栄古口)、日本王座を返上した大竹秀典(金子)らも近い将来の挑戦を目論んでいる。


※10/3時点のデータを掲載しております。

  • みどころ

捲土重来期す元王者 VS 下剋上を狙う大型ボクサー
14ヵ月ぶり戦線復帰のベルトに注目

ベルトは「フロイド・メイウェザーの後継者」といわれた時期もあったが、ここ3年ほどは武運から見放されている。ビクトル・オルティス(アメリカ)との激闘で敗れてWBC世界ウェルター級王座を失ったのは11年4月のことで、これを機に勢いが止まってしまった。5ヵ月後にはIBF王座を獲得したものの、自身の負傷や不始末で王座を返上。戦線復帰戦で4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(アメリカ)に敗れると、昨年7月にはヘスス・ソト・カラス(メキシコ)に12回逆転TKO負け。今回はそれ以来14ヵ月ぶりのリングとなる。

対するチャンバースは29戦24勝(6KO)3敗1分1無効試合の29歳。これまでは地域タイトルへの挑戦もないが、2年前には元世界王者ルイス・コラーゾ(アメリカ)と対戦、敗れたものの8回をフルに戦いきっている。身長180センチ、リーチ183センチと体格面では元王者を大きく上回っている。

2連敗を喫してあとがないベルトが、はたしてどんな戦いをみせるのか注目したい。

 


Written by ボクシングライター原功

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