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9月はビッグマッチが目白押し
9日 井上尚弥らのS・フライ級ウォーズ 2017.09.08

 例年、ボクシング界は9月に大きな試合が集中する傾向があるが、今年も例外ではない。まず9日(日本時間10日)、アメリカのカリフォルニア州カーソンではWBO世界S・フライ級タイトルマッチ、王者の井上尚弥(24=大橋)対アントニオ・ニエベス(30=アメリカ)と、同級WBCタイトルマッチ、王者のシーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)対前王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア/帝拳)が行われる。その1週間後の16日(日本時間17日)、ネバダ州ラスベガスではWBA、WBC、IBF3団体統一世界ミドル級王者、ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン)対元世界2階級制覇王者、サウル・カネロ・アルバレス(27=メキシコ)のタイトルマッチが予定されている。さらに23日(日本時間24日)、アメリカのカリフォルニア州イングルウッドではホルヘ・リナレス(32=ベネズエラ/帝拳)が12年ロンドン五輪バンタム級金メダリスト、ルーク・キャンベル(29=イギリス)の挑戦を受ける。
 今回は井上が出場するS・フライ級ウォーズを中心に展望してみた。



S・フライ級は注目カードが3組

 9日にカーソンのスタブハブ・センターで行われるイベントはS・フライ級のトップ選手6人が勢揃いするため、王座のやりとりだけでなく誰が最も強いインパクトを与えるかという点でも注目を集めることになる。試合前の時点で最も熱い視線が注がれているのはシーサケット対ゴンサレスだ。この両者は今年3月、ニューヨークで対戦してシーサケットが12対1のオッズをひっくり返し番狂わせの12回判定勝ちを収めている。判定が論議を呼んだ試合だが、ゴンサレスに47戦目で初黒星(46勝38KO1敗)がついた試合であると同時に、シーサケットが底力を見せつけた試合としても評価する必要があるだろう。
 ほかの試合を挟まずに半年の期間を経て実現する直接の再戦だが、試合1週間前の時点のオッズは9対4でゴンサレス有利と出ている。万能型のファイター、ゴンサレスは「前回は相手の正面に立つなどミスを犯したが、今度は戦略を立てて頭をつかって戦う」と話している。48戦43勝(39KO)4敗1分の戦績を残しているサウスポーのシーサケットは、初戦のように自慢の攻撃力を生かして前半から飛ばすものと思われる。ゴンサレスが出遅れまいとしてパワーで対抗するのか、それともテクニックで勝負するのか。序盤から目の離せない試合になりそうだ。
 井上(13戦全勝11KO)はプロでは初となる海外試合でKO防衛の期待がかかる。本人もそれは十分に承知しており、「アメリカでやるからには判定(勝ち)ではダメでしょう。お客さんが湧く試合をして何ラウンドでもいいので倒したい」と腕を撫している。20戦17勝(9KO)1敗2分の戦績を残しているニエベスは「戦う銀行員」としても知られるが、パワーやテクニック、大舞台の経験では井上に及ばない。よほどのアクシデントがない限り王者のKO防衛は堅いとみる。減量苦の井上がコンディションさえ万全に仕上げれば序盤のKO勝ちも考えられる。
 前座では、カルロス・クアドラス(29=メキシコ)対ファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)のWBC挑戦者決定戦が行われる。シーサケット対ゴンサレスの勝者に対する指名挑戦権をどちらがつかむか、この試合も注目度が高い。戦績は、元王者のクアドラスが38戦36勝(27KO)1敗1分、元WBA、WBO世界フライ級王者のエストラーダが37戦35勝(25KO)2敗。
 個々の試合はもちろんだが、3試合の勝者同士による次戦も含め、S・フライ級ウォーズの行方に要注目だ。

Written by ボクシングライター原功



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