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スーパー・フェザー級世界戦 6月に3試合集中
最注目はロマチェンコがマルチネスに挑むWBO戦 2016.06.03

7ヵ月前まではWBA王座に内山高志(36=ワタナベ)、WBC王座に三浦隆司(32=帝拳)が君臨し、日本人同士の統一戦まで期待されたスーパー・フェザー級トップ戦線だが、その両雄もいまは無冠。このことでも分かるように、スーパー・フェザー級トップ戦線は大混戦状態に陥っている。そんななか6月には立て続けに三つの世界戦が行われることになっている。

まずは6月4日、アメリカのカリフォルニア州カーソンで行われるWBCタイトルマッチに注目したい。王者のフランシスコ・バルガス(31=メキシコ)は昨年11月、三浦とダウン応酬の大激闘のすえ9回TKO勝ちを収めた選手で、24戦23勝(17KO)1分の無敗レコードを誇る。08年北京五輪に出場した実績を持つが、それを感じさせない好戦的なタイプだ。挑戦者のオルランド・サリド(35=メキシコ)はフェザー級とスーパー・フェザー級の元王者で、勝てば1年2ヵ月ぶりの返り咲きとなる。60戦(43勝30KO13敗3分1無効試合)の豊富なキャリアを持つベテランで、こちらも常に激しい打撃戦を展開することで知られている。バルガス有利のカードだが、火の出るような打ち合いになることは必至だ。

その1週間後、11日にはアメリカのニューヨークでWBOのタイトルマッチが行われる。昨年4月、前出のサリドに勝って3度目の戴冠を果たしたローマン・マルチネス(33=プエルトリコ)が、1階級下のWBO世界フェザー級王者、ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ)の挑戦を受ける。マルチネスは「ロッキー」のニックネームを持つ勇敢な選手だが、「年貢の納めどき」という声もある。それほどに挑戦者の評価が高いのだ。08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪連覇の実績を持つロマチェンコは、プロ2戦目でサリドに挑んだときは惜敗したが、3戦目で世界王座を獲得。3度の防衛を含め現在の戦績は6戦5勝(3KO)1敗。今回勝てば井上尚弥(大橋)の8戦目を更新する、史上最速7戦目で2階級制覇となる。オッズは7対1でロマチェンコ有利と出ている。

25日には、WBAのレギュラー王者、ハビエル・フォルトゥナ(26=ドミニカ共和国)が、ジェイソン・ソーサ(28=アメリカ)を相手に中国の北京で2度目の防衛戦に臨む。このフォルトゥナはWBAのスーパー王者だった内山と団体内統一戦で拳を交える可能性があったサウスポーだが、内山の敗戦で計画はご破算になった。31戦29勝(21KO)1分1無効試合。すでにフェザー級との2階級制覇を果たしている。ソーサ(23戦18勝14KO1敗4分)は前WBA世界フェザー級スーパー王者のニコラス・ウォータース(30=ジャマイカ)と引き分けた強豪だけに、フォルトゥナも楽観視はできない。

風雲急を告げるスーパー・フェザー級トップ戦線「6月の陣」に要注目だ。


Written by ボクシングライター原功

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